📖 男女問わず学びが多い一冊
『服を買うなら、捨てなさい』は女性向けに書かれた本ですが、服を整理する考え方やコスパよく服を選ぶ方法は男女関係なく勉強になる内容でした。使わない服をどう処分するか、少ない服でおしゃれを楽しむための方法など、日常生活に役立つ実践的なアドバイスが詰まっています。
📚 本の概要と著者について
本書の著者は地曳いく子さん。長年スタイリストとして活躍し、多くの女性のワードローブを整えてきた経験をもとに、「本当に必要な服とは何か?」を分かりやすく解説しています。
彼女の考え方の根本にあるのは、「服は多ければいいというものではない」というシンプルな哲学。クローゼットを整理し、自分に本当に似合う服だけを厳選することで、毎日の着こなしがラクになり、よりおしゃれに見えるという提案をしています。
📝 学んだこと
1. 高いか安いかは着用回数で判断する
服の価値を決めるのは、価格ではなく「着る回数」。コスパを考えるとき、以下のような計算が大事になります。
- 10万円のコート → 50回着れば 1回あたり2,000円
- 3万円のワンピース → 3回しか着なければ 1回あたり1万円
価格が高くても、長く着られるものの方が結果的にお得になることが多いという考え方です。
📌 ポイント: 「安いから」と買った服が結局着られないなら、それはむしろ高い買い物。買う前に「何回着るか?」を考えるクセをつける。
2. 服はファストファッションでも、小物は良いものを選ぶ
服は消耗品なので、ある程度ファストファッションを活用しても問題なし。ただし、財布や名刺入れなどは毎日使うものなので、質の良いものを選んだ方が長く使えて結果的にコスパが良くなる。
📌 ポイント: 服は「適度に消耗品」、小物は「長く使えるものを選ぶ」というバランスが大事。
3. 「いつか着るかも」の服は着ない
「何にでも合いそう」「持っていたら便利そう」という服ほど、実はクローゼットの奥で眠りがち。服は今すぐ着るものを買った方が活用しやすいし、コストパフォーマンスも高い。
📌 ポイント: 迷う服は「今すぐ着たいか?」で判断する。迷うなら買わない・捨てる。
4. おしゃれな人ほどワンパターン
「ワードローブが同じようなものばかりになってしまう…」と思うかもしれませんが、実はこれは成功の証。自分のスタイルが確立しているということです。
📌 ポイント: おしゃれになりたければ「自分のワンパターンを見つける」。パターンを増やすのではなく、自分に合うスタイルを固定する。
🎯 まとめ
- 服のコスパは「着用回数」で考える
- 服はファストファッションでもOK、小物にはこだわる
- 「いつか着る服」は着ない
- おしゃれな人はワンパターン
『服を買うなら、捨てなさい』を読んで、改めて「少ない服でおしゃれに暮らす」ことの大切さを実感しました。今後の買い物では、より計画的に服を選んでいこうと思います!✨
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