人と話すのが苦手、何を話していいのかわからない・・・。
そんな人見知りの方は沢山いるのではないかと思います。
焦れば焦るほど沈黙が続く…。
私も人見知りで、そんなことではまずい、と思っていました。しかし、年齢を重ねるにつれ、そんな場面でもあまり焦ることなく、なんとなくやり過ごせるようになりました。
おそらくですが、年を取ってくると、人に接する状況が多くなるので慣れてくるのと、自分が人見知りとか割とどうでもいいことになるので自然と克服されます。
しかし、今人見知り真っ盛りの方にとっては大きな問題です。私も、かつては人見知りが嫌で本を読んでみたり、ネットで検索して調べていました。
私の経験からどうやって人見知りを克服し、なんとなく会話を盛り上げてその場をやり過ごすか、その方法をご紹介したいと思います。
そんなに話が盛り上がらなくても大丈夫。意外とみんなしゃべってない
自分が人見知りだと思っていると、ほかのみんなは会話がすごく盛り上がっている、とか、自分だけしゃべれない、とか思ってしまいます。
しかし、自分を人見知りだと思わず、人が会話しているのを見てみてください。そうするとわかるのですが意外とみんな必要なことしかしゃべっていません。自分が苦手だから会話がうまい人に目がいっているだけなのです。
確かにおしゃべりな人は沢山います。でも、親戚のおじさんとか、みんなしゃべっているのに全然しゃべらないで座っている人いませんか?そんな人を見ても、
とは思いますが、そんなに気にならないし、本人も気にしている様子もありません。
そんなに無理して治そうとする必要はないと思います。まずは、そんなに無理に盛り上げようとか、会話に入ろうと思って焦らなくてもいいということを知りましょう。
基本は相手の話を聞く
とはいえ、せっかくみんなで集まっていれば、会話には入りたいですね。でも、人見知りからおしゃべりになるのはなかなか大変です。
そんな方はまずは、人の話を聞くところから始めてみましょう。
基本的に人は、自分の話を聞いてもらいたい生き物です。なので、人見知りで話下手であれば話を聞いてあげましょう。
話が上手な人の周りには話をしたい人が集まります。なので、話を聞いてくれる人は重宝されます。話をするのが苦手で話をしないだけなのに聞き上手と思われると、こちらが話をしなくていいのに相手から話をしてくれるのでコスパがすごくいいです。
話を聞いている感じを出す
そして、話を聞いている感じを出す。基本は相手のほうをみる、ちゃんと相槌を打つ、とうことです。これがちゃんとできないと、「話聞いてる?」となって話をしてくれなくなるのでちゃんと話を聞いてる感じはだしましょう。
話を聞きながら次の話へのキーワードを探す
これが、重要です。これができるかできないかで聞き上手かどうかの評価が変わります。
キーワードを探しますが、自分が話をするためのキーワードではありません。相手の人に次の質問をするためのキーワードです。
昨日そこにいってきたんですよ。
(やばい、知らない、どうしよう)
知らないことで焦ることはありません。逆に知らないことで、聞けばいいのです。
どんなジャンルか?金額はどのくらいか?おいしかったか?店の雰囲気は?場所は?
などのお店の情報を聞くことができます。また、
誰といったのか?何時くらいか?何を頼んだのか?
など、その時の状況を聞くこともできます。質問をすれば、相手は話をしてくれるのでその間にまた、キーワードを探しましょう。
会話は聞いているほうが主導権を握っている
会話は沢山話をしている人が会話をリードしているように思いますが、実は話を聞いて、話を導いているほうが主導権を握っています。
バラエティー番組のMCの人を思い浮かべるとわかりやいかもしれません。ゲストの人に話をたくさんしてもらってMCの人が相槌を打って会話を回しますが、主導権はMCが握っています。
なので、口下手であれば、MCになって会話を回すことを考えてみましょう。
どうしても克服したければ
とにかく、緊張してしまうのなんとかしたとか、自分が率先して話を盛り上げていきたい!のであれば、場数を踏んで知らない人が集まる場所に飛び込んでいくしかありません。
人見知り芸人で有名だったオードリーの若林さんは、
「日本で人見知りを克服できる場所はガールズバーしかないんですよ。」
と言っていました。
番組の進行をするMCに抜擢された若林さんは、自分の人見知りが原因で番組の進行ができないことがショックでとにかく克服するために、ガールズバーに通い、夜な夜な雑な扱いを女性にされてみた、と言っています。そして、今では大御所芸能人が集まる番組のMCなどを務めています。
どうしても、早く克服する必要があるのであれば、そういった知らない人が集まる場所に自ら飛び込んでいくのも一つの手段だと思います。
また、若林さんは、20代を芸人として売れずに過ごしていたので、30代になってから社会人としての人生が始まったといっています。
若林さんの著書には人見知りの大変さやそれを克服していく体験談がたくさん書かれています。人見知りを克服するヒントがあるかもしれません。
無理に治そうとするよりうまく付き合っていくことを考える
おそらく悩んでいる方にとっては大きな悩みだと思いますが、治そうとすればするほどより問題は大きくなってしまいます。なので、治そうとするより人見知りである自分とうまく付き合っていくほうがいいと思います。人見知りであることを受け入れましょう。
こんな風に見られたらかっこ悪いとか、恥ずかしいとか、自意識が高いとなかなかダメな自分を認められません。そんなダメな自分が面白いな、しょうがないやつだな、と思えるようになったほうが早いし、楽しく生きられます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
人見知りでもその場をやり過ごす方法をご紹介いたしました。
会話は人見知りで口下手でもちゃんと話を聞くことで、聞き上手と思われますし、会話をつないでいくこともできます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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