以前ひろゆき氏の無敵の思考のブックレビューをお送りいたしました。
コスパよく生きるためのヒントが盛りだくさんのこの本から、今回は名言を引用する形でご紹介したいと思います。
ひろゆき氏とは?
「ひろゆき」こと西村博之氏は、ネット掲示板「2ちゃんねる」の元管理人だったり、「ニコニコ動画」を作ったり、英語圏最大の匿名掲示板「4chan」の管理人をやったりしている方です。
システムを作ったりするのが得意ですが、論理的に考え、論理的に答えを出すという生き方を徹底して実践されています。
最近ではYoutubeで動画を配信していたり、書籍も沢山出ているのでみたことがある方も多いのではないかと思います。
今回は無敵の思考という本からいくつかいい言葉を抜粋していきたいと思います。
お金は使わないと貯まる
「お金もになりたい」という人が結構います。
でもよく聞いてみるとお金持ちになりたいのではなく、「お金を使いたい」というのがほとんどです。
お金持ちになりたいのであれば、お金を全く使わなければずっと増えていくので、お金を持ち続けられるわけです。だから、そこを明確に分けて考えなくてはけないと思います。
多くの人が勘違いしている「お金持ちになりたい=お金を使いたい」という考えが僕にはないわけです。「お金を使うことがイヤだ」という気持ちが大きいからです。そうすると、勝手にお金が貯まっていって、「本当の意味のお金持ち」になることができます。
私も昔から思っていましたが、これを言っている人はあまりいないです。たぶん、これに気づいてしまうとお金をみんなが使わなくなるので言う人がいないのかなと思っていますが。お金持ちにはお金を使わなければなれます。
1000万円くらい儲けたから1万円ほどをごほうびに使うのならわかるのですが、普段の仕事の中で「この嫌な仕事をやりきったら・・・」というレベルでのご褒美は絶対にやめた方がいいです。
それをやった結果、別に給料が増えることはないでしょうからご褒美が発生するということは「損失」なわけです。
利益がでたからご褒美が出るわけで、「嫌なことが終わった」ということの精神的な満足のためにお金を使うのは無駄遣いになりますね。
消費者のままの人生から抜け出すためには、クリエーターになるという方法しかありません。モノづくりをする人は幸せを感じることができますからね。
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「お金をかけなくても幸せになれる手段」なので、それを持っていると、自分の時間さえあれば、その分幸せになれます。つまり、時間があればあるほど幸せを感じられる”無敵状態”になれるわけです。
お金を消費することに幸せを感じるのではなく、ものを作ることに幸せを感じることが出生きるほうがコスパがいい。お金を使わなくても楽しく暮らせますからね。
自分のルールを作って従って行動する
「こういうときはこうしておこう」というルールを先に決めます。それで実際に「これ、違うな」と思ったら、その都度見直してルールを変えます。
なんとなく生きていると、いろいろ迷ってストレスが溜まりますし、衝動的・感覚的に判断してしまって絶対に損をします。
自分で設定したルールがあるから余計なことを考えずに行動できるし、衝動的・感覚的に判断してする後悔を減らすという無駄のない考えですね。
最悪なことをシミュレーションしておく
僕は頭で考えることが好きなので、最悪のケースをとことんまでシミュレーションして考えます。そうしておくと「想定より悪かった」ということがほとんどなくなるので、どんなことでも幸せに感じることができます。
一番わるいことを想定しておけばそれよりはいいかと思えて得した気分になります。
飛行機に乗るときに、エコノミー席をとったとします。隣に誰が来るかわからない状況です。
そのとき、僕は奥さんに「超デブが隣に来るとうれしいな」と言ったりします。
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そうすると、もし本当にデブのおっちゃんが来た瞬間、不思議とううれしくなるんですよ。
実際は、狭くて息苦しいはずなんですけど、自分の予想が当たったことでうれしくなってそこまでイヤじゃない自分がいて、なぜかいい意味でだまされた気分になれます。
最悪の状態を先に予想することで、最悪な状態すらもエンタメとして楽しむという発想が素晴らしいです。
考え方ひとつで楽しく生きられる
イヤな思いをずっと記憶し続ける人は、そのストレスをずっと感じ続けるわけです。
僕が3日で忘れることを、1年も覚え続ける人は、それだけで100倍以上のストレスを受けています。
記憶力が悪いことを公言していますが、そのおかげでストレスを受けずに楽しく暮らせるという発想ですね。
記憶力がない代わりに「毎回ロジックで同じ答えを出す」ということを意識的にやっています。
打ち合わせなどで前に話したことは全く覚えていませんが、ちゃんとその時に論理的に考えていけば、同じ人と同じサービスの話をしていると、話しながら論理を追っていけば同じ結論が導けるわけです。
状況が前回と同じで同じ人と同じ話をしていれば論理を追っていくと結論は同じになる。違う結論になった場合は情報が増えていたりするのでその時の最適な答えになっているはず。無駄がないですね。
お金があるかないかにかかわらず、幸せそうに生きていたり楽しそうだったりする人は「根拠 のない自信」をもっていたりします。
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「根拠のない自信」を持っている人は、根拠がないのだから拠って立つものもなくて、だからその自信は崩しようがありません。
お金を持っていることを自信の根拠にしている人はお金がなくなると自信がなくなります。お金もないのに自信満々で生きれる人が最強です。
「スキルを得るためのスキル」が重要
スキルを手に入れるときに重要なのは、スキルそのものよりも、そのスキルを手に入れる能力のほうです。
英語が話せることやプログラミングができることが大事なのではなく、英会話やプログラミングの体系的な知識をどのように手に入れるかがわかるほうが大事なのです。
つまり、「スキルを得るためのスキル」です。
ひとつのスキルがダメになったときに、次に別のスキルを素早く身に着けられるかどうかということです。
英会話を話せるようになるプロセスを経験としてたどれるのであれば、ほかのことでも0から習得できるはず。大切なのはそちらのスキルですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ひろゆき氏の無敵の思考より名言をまとめてご紹介いたしました。
なるほど、と思えることが多いので興味がありましたら読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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