加納敏彦の著書「3分でわかる!お金「超」入門」を読みました。
2020年12月に出版された本なのでコロナウイルスによって変わってしまった状況を以下に生き抜くか、お金についての基礎知識を学ぶのにちょうどいい本でした。
今回はこちらの本から特に印象に残ったことをご紹介させていただきます。
お金を気持ちよく使うためにはどうすればいいか?を考える
お金を貯めることは大事なことですがお金は使わなければ意味がありません。なので節約や貯金することも大事ですが同じぐらい上手にお金を使うということも大切なことです。
あまり考えずにお金を使ってしまうとせっかく買ったのに使わなかったり、支払った金額ほどの満足感が得られなかったりして無駄にお金を使ってしまうこともあります。
なのでお金を気持ちよく使うためにはどうすればいいかということをちゃんと考え、お金を使う基準を考えてみることが重要です。
日々の支出は手取りの10%を自分らしく気持ちよく使う
「3分でわかる!お金「超」入門」には日々の支出は手取りの10%を「自分らしく」「気持ちよく使う」ということをお勧めしています。
その基準として以下の三つが挙げられていました。
豊かさを感じられるものにお金を使う
コロナウイルスの蔓延によりこれまでと生活の様式が大きく変わってきてしまいました。その中で大地になってきたのが自分が豊かだと感じられるものにお金を使うということだと思います。
これまでの常識や価値基準はあまり気にせず自分の感覚をしたほうがよいとのことです。
- それを手に入れたり体験しただけで豊かな気分になる
- 自分の気持ちやエネルギーが高まったり感謝が湧いたりする
こういう事にお金の使い方ができるとより自分らしくいられるのではないでしょうか。
なので自分が好きで集めているものや他人からしたら何の興味も持たれないようなことでも自分が楽しくてそれでテンションが上がるようなことであればそれは有効なお金の使い方かもしれません。
ただそれに無制限にお金を使ってしまうとやはりお金が残らないので手取りの10%以内に抑えたほうがいいでしょう。
心と体が喜ぶものにお金を使う
ネガティブな情報が氾濫し、心も体も気づかないうちにストレスがたまるということが多くなっています。心と身体、どちらもいかに快適に、健康的に過ごすことができるかということにお金を使うことが大切です。
- 心が安らぐことや癒されること
- 体が心地いいことやリラックスできること
- 体にいいものや栄養がある物を摂取すること
- 免疫力を上げること
このようなものに意図的にお金を使うとより自分らしくなれるかもしれません。
リラックスのためにお金を使うなどこれまではあまり考えたことがないのですが今後はそういうことにもお金を使うのもありかなと思いました。
生き金にお金を使う
世界の状況が変わってきた中で自分が何にお金を使うべきか考える機会も多くなってきました。
その際、いかにお金を有効に使うかいかに生きたお金を使うかということが大切なことになってきます。
投資で言うと増えて帰ってくることに期待して使うお金です。
- 上記の2項に書いたような自分のためになることに使うお金
- 感謝や応援で大切な人や会社にお金を使ったり寄付をすること
などが生きたお金の使い方と言えます。
私も節約や貯蓄などお金を使わないことは好きで実践しているのですが、今後はいかに上手にお金を使って行くか、使うことで生活の満足感をあげていくかということも考えながらお金を使っていきたいと思います。
まとめ
「3分でわかる!お金「超」入門」のブックレビューでした。
今回はお金をいかにに使うかということに焦点を当ててご紹介しましたがそれ以外にもいかにお金を貯めて増やして行くかということが書いてあるので興味があれば読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント