「魔法のコンパス」から学ぶ自分を「レアカード化」する方法とは?

ブックレビュー/書評
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西野 亮廣の著書「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」を読みました。

2016年に出版された本ですが、今読むとこの本で書かれていることに時代が追い付いてきているのかなという印象を受けました。

モノの考え方や、実際に行ってきたことなど、これを自分自身で考えて行動することでここにたどり着いたのだ考えると相当すごい人物だなと思いました。


今回はこちらの本から印象に残ったことをご紹介していきます。

 

「時代の先を行く」ということを感じられる一冊

この本を知ったのはアメトークだったと思います。その時は、周りの芸人さんから「芸人なのに何言ってんねん!」みたいにいじられていたと思います。

確かにそれまでのテレビに出ている芸人という枠組みからすると、ちょっと考えられない行動をたくさんしていることが書いてあります。

しかし、2020年の今読んでみるとクラウドファンディングとか、オンラインサロンとか、SNSでの集客など、現在では芸人さんのみならず賢い人たちならすでにやっていることを2016年の時点ですでに実績を上げていた、ということに驚きます。

以前に西野 亮廣の著書「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」も読みましたがその時は「アメトークやゴットタンではいじられまくっていたけど、こんなすごいことを考えていたのか!」と驚いたし、考え方のすばらしさに感心したことを覚えています。


どちらの本も共通しているのですが、「時代の先を行く」みたいな表現はありがちな表現ですが、本当にこの人は「時代の先を行く」ということをしていたんだ、といえる内容だなと思います。

どうすれば仕事の広げることができるのか?

お金を稼ごうとすると、どこから手をつけていいのか迷うけど、
信頼の面積を広げるという風に考えると霧が晴れる。
魔法のコンパス 道なき道の歩き方より

この内容自体がこの本の中で引用されているのですが、非常にためになったので書いておきます。

収入をアップするためには誰でもできる仕事をするのではなく自分を「レアカード化」する必要があります。

レアな存在になるためには?

1万時間かけると誰でも「100人に1人」にはなれる。しかし、「100人に1人」程度ではプロばかり集まった世界では通用しないし飯も食っていけません。

そこで、さらに別の分野に1万時間を使いましょうということをすすめています。

最初に1万時間を投じたことで1位を目指すのではなく、あたらに1万時間と投じた分野と掛け合わせて「100人に1人」×「100人に1人」で「10000人に1人」になりましょう、そうするとまあまあのレアカードになります。

さらに1万時間を投じて3分野になれば「100人に1人」×「100人に1人」×「100人に1人」で「1000000人に1人」の人物になります。

これからの人生で1万時間かけるのもいいですし、これまで夢中になってきたことを思い出し、それと今頑張っていることを組み合わせて誰もやっていない分野を広げていくこともいいと思います。

同じようなことがDaiGO氏の著書『「好き」を「お金」に変える心理学』でも書いてありました。

自分の夢中になれることを組み合わせてオリジナルの存在になり、それを発信して仕事につなげていく、これは現代で賢く働いている人たちの共通することなのかもしれません。

お金とは何か?

生きていくにはお金が必要です。しかし、お金とは何なのでしょうか?

この本ではお金の招待を「信用の一部を数値化したもの」としています。お金を得るために人は働きますが、お金をもらわなくても自分のために一生懸命働いてくれる人がいたらどう思うでしょうか。

一生懸命働いてくれたのであればお礼しようと思いますよね。ご飯でもおごろうと思うはずです。

お金をもらわなくても信用を得ることができれば、それはのちのち違う形で自分に返ってきます。

お金持ちじゃなくて信用持ちになればお金がなくても周りのみんなが助けてくれるので生きていけます。

信用を得るためにお金を使う

堀江貴文氏もお金はすべて使うとよく言っていますが、それもお金ではなく人間関係を円滑にして信頼を得るためにやっていることです。おそらく何か事業に失敗しても堀江氏を支援してくれる人たちはいると思います。

信用があればお金は後からついてきます。信用をまずは得られるようになりたいですね。

作ったものがお客さんの手に渡るまでの導線をつくる

西野氏はクラウドファンディングで制作費を集め、絵本「えんとつ町のプペル」という絵本を出版しました。

その制作過程も面白いのですが私がすごいと思ったのは、お客さんの手に届くまでの導線をデザインして考えていたということ。

通常であれば絵本を作ったら、それを本の流通に任せるのだと思いますが、どうやったら話題になり、お客さんに購入してもらうかまでをきっちりと計算していたということに驚愕しました。

無料でネットで見れるようにしたり、手売りをしてみたり、本の内容はニュースになることはないから、いかに本の届け方に変化をつけて、ニュースになるかを考えていたというのは本当にすごいです。

そして、SNSを駆使するけども実際に手売りで買ってくれる人と直接やり取りをすることで一人一人のイベントの一つになる。デジタルを使いこなす反面、意外と地道なこともやっているのがおもしろいですね。

人の手に渡るまでをちゃんと考える

モノづくりをする人は大体作ることが楽しいのでそれを作ってそれを人に届けるのは興味がない人が多いのではないでしょうか。

そうではなくて、せっかくいいものを作ったのであればそれをお客さんの手に届くところまでを考えて行動する、これはものを作る人にとっては覚えておかなければいけないことだなと思いました。

 

これら以外にも覚えておきたいことを箇条書きで書いておきます。


  • 「生きづらい」と嘆いている人は「なぜ生きづらいのか?」「それを改善するためにはどうすればいいか」といった「問い」に囲まれている時点で天然のボーナスステージにたっている。
  • 好きなことで生きていこうと考えているならお金について真剣に向き合うべき。お金ときちんと向き合いお金の正体がわかると「面白い」の選択肢は増える。
  • 必要なものは買うし、必要じゃないものは買わない。「作品」は買わないが「おみやげ」には手が伸びる。「おみやげ」は、思い出を残しておくために”必要なもの”だから。
    売りたい作品は”おみやげ化”すればいい。
  • SNSは拡散装置でなく、個人と個人をつなげるツールであり、1万人を網にかけるよりも1対1を1万回した方が効率がいい。資金調達のために自分についてツイートしている人に自分から連絡して会いに行った。
  • 時間とお金を割いてくる動機は「確認作業」。面白いとネタバレしているものを確認しにお金を払ってやってくる。

まとめ

西野 亮廣氏の著書「魔法のコンパス 道なき道の歩き方」のブックレビューをお届けしました。

時代の先を行っている人の本は面白いですね。これからもどんどん面白いことをしてほしいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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