「ランニングする前に読む本」を読んで効率よくカロリーを消費する効果的な走り方を試してみた

ブックレビュー/書評
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田中宏暁氏の著者「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング 」を読みました。

ランニング自体は10年以上趣味として行なっているのですが特にこれといって知識もなくただただ走っていただけなので一度ちゃんとした知識を入れてみようということで今回読んでみました。

これまで知らなかったこともあったのでためになったことをまとめてみたいと思います。


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早歩きはきつい割にはエネルギー効率の悪い

健康のための運動について調べるとランニングよりもウォーキングの方が体にいいというものをよく目にします。

しかし早歩きになるのであればランニングの方が効率が良いようです。

時速3 km 〜6 km で移動する場合ウォーキングでもランニングでも運動するきつさは同じぐらいらしいです。

しかし時速7 km を超えるとウォーキングはランニングに比べエネルギー消費量が少ないにも関わらず運動としてはウォーキングの方が体感的にきついということになるそうです。

つまりウォーキングはランニングよりきついと感じるのにエネルギーの消費量は少ないということになります。

なので早歩きをするのであれば思い切ってランニングをしたほうが身体には負担も少なくてエネルギーも消費するのでそちらの方が良さそうです。

スロージョギングが体によい

ランニングをするのであれば歩くのと同じくらいの低速で走るスロージョギングがおすすめです。

大事なのは以下の2点です。

  1. ニコニコペースでゆっくり走ること
  2. 歩幅を狭くしてフォアフットで着地して走ること

フォアフットとは足の指の付け根辺りで着地することです。

ニコニコペースとは

ニコニコペースとは息を切らすことなく笑顔を保っておしゃべりできる上限のスピードです。それまでの運動経験や個人差によってスピードは人それぞれですがこのニコニコペースで走るのがランニングには適しているらしいです。

このニコニコペースは乳酸がちょうど蓄積し始めるレベルの軽い運動です。乳酸が蓄積するとグリコーゲンを消耗します。脳はグリコーゲンをエネルギー源としているためそれが不足すると疲れたと感じるのではないかと考えられます。

そのためニコニコペースのランニングならどんな年齢の人でも長距離を走ることができます。

フォアフットで走る方法は

人がその場でジャンプする時足の指の付け根の部分で離陸しそのままで着地します。そのフォアフットで走る方法だとかかとへの負担も少なくなりまたピッチも多くなりランニングには良いそうです。

フォアフットで走るとビッチは15秒で45歩以上にもなるそうです。またランニングフォームもフォアフットにして顎を少し上げ気味にした方が良いとのこと。

顎が上がっていた方が呼吸が楽にできるため顎を少し上げ、フォアフットでピッチを多めにして走るのがいいそうです。

実際に試してみた

せっかくなので試しにやってみました。ランニングのペースは元々それほど速く走ってはいなかったですがさらに余裕が持てるぐらいのペースで走り、かかとで着地していたのを足の付け根で走ることを意識して走ってみました。

やってみると確かに歩数が多くなりピッチがかなり上がった感じになります。体を少し前目に傾けてフォアフットで走ってみるとアゴは自然と上がってくるのでこの本に書いてある通りの走り方になりました。

慣れない走り方だったのでスピードは速くなくてもかなり体に負担がかかった感じはしました。

またスピードは速くないですがピッチが多いのでいつもより疲れた感じにもなりました。あと踵への負担は少ないですがそのぶん膝に負担がくるのかなあと少し思いました。

まあでも慣れないので違和感がありますがこれをしばらく続ければ自然と走り方は身につくと思うのでしばらくこれで試してみたいなと思いました。

まとめ

田中宏暁氏の著者「ランニングする前に読む本 最短で結果を出す科学的トレーニング 」をご紹介いたしました。

ランニングに慣れていない人にもランニングが簡単に続けられるコツがたくさん書いてあったのでこれからランニングをしたいと思っている方にもオススメできる本です。ランニングに興味がある方には是非お勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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