「貯められる人は、超シンプル」から学ぶ貯金をするために必要なこと

ブックレビュー/書評
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横山 光昭氏の著書『貯められる人は、超シンプル』を読みました。

お金に関する本は好きでよく読みます。特にお金を稼ぐより使わないことでお金を貯める方法の本を好んで読んでいますが今回の本ははいかに無駄をそぐかを重視してあり楽しく読みました。

今回はこちらの本からためになった部分をいくつか取り上げてご紹介したいと思います。


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お金を貯めるためにまずは家の中をきれいにできるようにする

お金の本ですが初めの方は部屋を片付けたり、家の中のものを減らすということについての話がメインになっています。

この部屋を整頓したり、モノを減らすことはお金を貯める系の本には結構出てきますが、前半の結構な割合をこのことについて書かれています。

なぜ、お金を貯めるためにはモノを減らすほうがいいか?というとモノはお金が形を変えた姿であるということだからです。

モノはお金であるということがわかれば、部屋を散らかしたり、ごみ屋敷にしたりはしません。

本当に必要なものを把握して必要なモノを大切にして不要なモノを持たないようになります。まずは、お金を貯めるために部屋をきれいにしたほうがいいですね。

ストレス解消にお金を使わない

高い収入が当たってもストレスが多いとその解消にお金を使ってしまうことはあります。

収入が多くてもストレス解消に外食、旅行、洋服と使ってしまうとお金は貯まりません。

ストレスをコントロールする方法はあるのでしょうか。

ストレスの原因を書いてみる

ストレスをコントロールする方法の一つとして何がストレスなのか?という質問とそのストレスの原因を書き出してみるのが有効な方法です。

まずは以下の4つの分類で書き出してみます。

  • 人間関係
  • 仕事
  • 家族
  • その他

それぞれ連動している項目もあるかもしれませんが、順番に上から書いてみます。その他はお金の心配事だったり、生活環境のなどの悩みです。

そしてそれらを解消する方法を考えてみます。今考えられる、そして対応できる可能な範囲での対処法を検討してみましょう。

まずは書いてみることが一歩目です。そして、これまではどうやって対応していたか?も考えます。そこでお金を使ってストレスを発散していたことが納得できることなのか、後悔しているかを考え観ます。

納得してストレス解消できているのであれば悪いお金の使い方ではありません。ストレス解消のためにお金を使うこと自体は悪いことではありません。好きなことにお金を使って楽しんでもいいですが何の計画もなくならなければいいのです。

モノが必要かどうかを確認できる7つの質問

家の中のモノを把握して必要なモノなのか不要なモノなのか、以下の7つの質問で確認してみましょう。

  1. モノを把握してみて、全体の第一印象は何ですか?
  2. 今持っているもので不要だと思ったものはなんですか?
  3. 不要だと思ったのはなぜですか?
  4. 必要だと思ったものの中でなくても困らないものは何ですか?
  5. 持っていいてよかったと思えるものは何ですか?
  6. なぜ持っていてよかったのですか?
  7. これからほしい、または買い足したいと思うものは何ですか?

時間をかけて考えて、今の生活から削ったほうがいいもの、足りないもの、足したいものに気づくことが大切です。

この質問に答えていくと不要なものと必要なモノが浮き彫りになります。ぼんやり考えるだけだとあいまいになりますが書くことで明確になるのでまずは書いてみるということが大切ですね。

生活が乱れるとお金も乱れる

悩みや問題を抱えていたり、疲れがたまっていると無駄なお金の使い方をしてしまいます。そして、お金を無駄に使うのでそれで生活がさらに乱れる、という負のサイクルに陥りがちです。

生活とお金はつながっています。精神的な悩みや生活の乱れがお金にも現れます。

まずは、生活の乱れの原因になることを突き止め、問題を解決しないと節約までたどり着けないかもしれません。生活が乱れている人はまずはそれを解決したいですね。

まとめ

横山 光昭氏の著書『貯められる人は、超シンプル』のブックレビューでした。

モノはお金が形を変えた姿であるということは覚えておきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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