2019年、老後資金2000万円が必要ということが話題になりました。
なんて気持ちにもなります。
今後どうなるかわかりませんが、現在の状況だと年金は65歳からの受給になっています。
しかし、冷静に考えると65歳までに2000万円は決して無理な金額ではありません。
漠然と2000万円という金額だけ見るととんでもない金額ですが定額で少しづつでも貯めていくと実現は可能です。
一体どうのようにすれば2000万円を達成できるか考えてみましょう。
この記事を読んでいただければ、毎月の必要な金額がわかり、貯蓄へのモチベーションが上がると思います。
そして、決まった金額をいかに貯蓄するかもご紹介したいと思います。
時間をかけて積み上げる
確かに1年で2000万円を貯めるというのは相当難しいことだと思います。まず2000万円以上を稼ぐことができないと、2000万円は貯めることはできないので1年で2000万円を貯めたい方はまず2000万円以上かせぐ方法を考えなければなりません。
それはなかなか大変なことなので実際に可能な方法を考えてみたいと思います。
現実的に考えると長い時間をかける2000万円を貯めることは可能です。
月々決まった金額を確実に貯金することで2000万円に達成できます。
問題は
1.毎月必要な金額はいくらか?
2.どうやって決まった金額を確実に貯蓄に回すか?
次はこの2つの問題を考えてみたいと思います。
毎月必要な金額はいくらか?
年代別に65歳までに月々いくら必要を計算してみましょう。
20代が必要な金額
仮に25歳だとすると65歳までに40年あります。2000万円を45年でわると1年あたり約50万円。1か月だと約42000円くらいです。25歳の収入で42000円を貯金するのはなかなか大変かもしれませんが足りなかった分を収入が多くなる40代くらいでカバーすることも可能かと思います。
30代で必要な金額
35歳で仮定して65歳までに30年。年間で約67万円、月換算で約5.5万円です。収入が安定してくれば、ある程度は可能な金額だと思います。収入があっても結婚、出産などのライフイベントがあると出費も多くなってきます。
ある程度想定外の出費があることも考え不要な出費は抑えるようにしましょう。
40代で必要な金額
45歳で仮定して65歳までに20年。年間で約100万円、月換算で約8.3万円です。家を購入していれば住宅ローンなどもあると思います。家族がいて夫婦二人の金額を貯めようと思うと月16万円になるのでなかなかの負担になります。
50代で必要な金額
55歳で仮定して65歳までに10年。年間で約2000万円、月換算で約16.7万円です。期間がみじかくなるほど1回あたりの金額が大きくなるので負担は大きくなります。
20代と40代だと1回あたりの金額は約4倍違うことになります。なので早く始めれば始めるほど有利になります。
40代で始めたとしても収入が20代のころより多くて、出費がすくない生活ができていれば、月8万円はそれほど難しくないかもしれません。
どうやって決まった金額を確実に貯蓄に回すか?
毎月の収入から決まった金額を貯蓄するには月末の余った金額を貯蓄しようとしてもなかなかうまくいかないと思います。4万円残そうとしても残ってなければ貯蓄はできません。
おすすめの方法は収入を得たら先に決まった金額を貯蓄することです。銀行口座を別で用意しておいてそちらにまずは貯蓄して残りのお金で生活するようにすると確実に貯蓄が進みます。
さらにIDECOや積み立てNISAなどを利用すると税金控除で投資もできるのでお勧めです。
私の場合は5万円をIDECO(企業型)と積み立てNISAを4万円毎月自動積み立てを利用しているのでこれから何も問題なく65歳までいければ2000万円は貯蓄されているのではないかとおもいます。
もちろん、この先病気や事故、失業などあり得るのでそううまくいくかはわかりません。しかし、このまま10年でも続けていければ1000万円はもってることにはなるのでやらないよりやったほうが絶対にいいかと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。老後資金2000万円を貯めるにはどうすればいいかをご紹介いたしました。
2000万円といわれるととても無理な金額に感じますが毎月の金額に換算すると具体的な金額が見えてきます。今月その金額が達成できなくても翌月その分をカバーするなどで長いスパンで考えて貯めていきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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