メンタリストDaiGO氏の著書『ポジティブ・チェンジ』を読みました。
人は誰でも今よりもよくなりたいし、自分をよりよく変えていきたいと考えていると思います。自分をよりよく変える方法が紹介されており非常に勉強になりました。
今回はこちらの本からためになった部分をいくつか取り上げてご紹介したいと思います。
変わるために必要なことは?
DaiGo氏の本を最近よく読んでいますが、とても分かりやすいし腑に落ちます。
この本もわかりやすいし、大切なことが多方面に書かれており1冊でかなり勉強になります。
変わるために必要な鉄則
ルール1 頭はいらない
あれこれ考えずにとにかくまずは行動してみる。自分が変わったかどうかは行動してから振り返ったときにわかる。
ルール2 根拠はいらない
できない現在の自分を買われない根拠にしない。今の自分を変えることで未来の自分を変える
ルール3 希望はいらない
「自分を変えようと思っても未来に希望がない」と考える必要はない。行動できること自体が希望に なるから。まずは行動しよう。
自分を変えるための7つのポイント
- 時間
時間の使い方を変えれば新たな自分が見えてくる - 言葉
ネガティブな言葉は自分に返ってくる。ネガティブな言葉はポジティブな言葉に変換して使う - 友人
無意識に友人が望む姿になっていくので、付き合う友達はちゃんと選ぼう。 - モノ
使っているモノにも影響を受ける。いつも使っているモノを変える。モノを減らす。 - 環境
環境の影響は大きい。新しい環境に変えると自動的に自分も変わる。引っ越しして大きく環境を変えてもいいし、温度を1度変えるだけでも能力は変わる。 - 外見
外見を変えれば周囲の反応は変わる。まずは服の色、顔の周りを変えると効果が高い。
理想の自分のモデルも見つけて、まねると本物に近づいていく。 - 食事
食生活を変えるだけも人間は変わっていく。
自分を変える5週間のトレーニング
A4の紙に自分を書き出す
A4の紙の左側に「現在の自分:現在の自分の属性」を書き中央に「これからの自分:全部逆にしたもの」を書く。一番右側にこれからの自分になるための具体的な行動、何に着手するかまで書く。
あとはそれを実践していく。
「新しいこと日記」をつける
その日した新しいこと(小さなことでいい)を1~3個書いていく。新しいこととそれに伴う楽しいことやいいことがあればかいていく。
寝る前に思い出して書いていくと効果が高い。
「めんどくさい」を行動のサインにする
めんどくさいと感じた瞬間に体を動かす。めんどくさいという感覚を行動のトリガーにする。
完成しようと思うと気が重くなるのでとりあえず5分とかでいいのでやる。
「超恥ずかしいこと」をやる
恥ずかしいことをあえてやることで大失敗しても大したことはないと自分にわからせる。
筋肉が傷つかなければ強くならないように、心も傷つかないと強くならない。痛みを乗り越えた先にはるかに強いことを手に入れることができる。
敵を利用する
自分の苦手な人や物事を利用するという姿勢は、目的のために与えられている現状を利用するという積極性、目的論的な考え方、行動を養ってくれる。
過去の自分にとらわれている人ほどこれからの自分を大きく変えられる。
自分を変えるには「自分にしかない武器」をいかに使うかを考える
自分を変えようと思っても、他人と自分を比べて考えてしまいがちです。
- あの人はルックスがいい。だから何の努力をしなくても自分よりもはるかにもてる
- あの人は仕事のセンスがある。だから、自分がどんなに努力しても追いつけない
などと比較して劣っていることを考えてしまうことがあります。
しかし、本当に自分を変えたいなら、他人と比べた時点でアウトです。
なぜなら、他人と自分を比べる人は、自分を変えようとするのではなく、他人になろうとしているからです。
どんなに頑張っても他人になることはできません。他人になろうとするのではなく、過去の自分を武器にして新しい理想の自分になるためにそれを利用ましょう。
ないものを求めるのではなく、すでにある自分の中の能力を使うことが大事になります。
過去に実績にとらわれて変われないときは
過去の自分のやっていきたことや実績を根拠にして変われないと考えるのは「過去の自分が今の自分の根拠である」という信念が強い人です。
しかし、その信念を逆に利用することができます。
未来の自分から見ると今の自分は過去の自分です。
ということは、今の自分は、未来の自分にとっての根拠になります。つまり、今の自分を変えれば未来の自分は変わるはずです。
考え方としては「将来の自分が今の自分を見たときに、「あの行動をとったから今の成功がある」と思えるような行動をする」ということになります。
今やろうと思った行動が未来のあなたの根拠になるということです。
やる気が出たら行動するのではなく、行動を始めればやる気がでる
やらなければならないことがあるのに、どうしてもモチベーションが上がらないときはどうすればいいのでしょうか。
そんな時はとりあえず5分でいいので手を動かしてみるのがいいといわれています。
手を動かすなど作業を始める(行動を開始する)と脳内にドーパミンが出てきます。
ドーパミンがでることで、不安や憂鬱から解放されて、やる気が出てきます。
つまり、行動をすることでやる気がわいて次の行動につながっていきます。
行動することでネガティブな感情も排除できる
不安や恐れ、悲しみなどのネガティブな感情がわいてきたら、とりあえず何か作業をしてみましょう。そして、その行動に没頭するとフロー状態になります。
運動や仕事や勉強など集中してやっていると長時間たっていた、というような状態ですね。
いわゆる「ゾーンに入った」状態になるのですがそうなると自分に対する意識が弱まります。そしてその状態だとそれまでのネガティブな感情を感じなくなります。
なので、やる気や動機を考える必要はありません。まずは行動する、ということが重要なのです。
「すごい人」と友達になるには?
親しくなりたい人がいたらさも親しい人のように連絡をとること。まだ全然親しくなくても頻繁にメールや電話で連絡する。忙しい人でも気軽に連絡する。
「忙しそうだから気が引けるからやめよう」とか理由をつけて遠慮するのは自分が否定されるのが怖いだけ。行動しない理由、変わらない理由を見つけてしまうのです。
普通の人であれば何度もアプローチを受けたらたとえ面識のない人でも1回くらい会おうと思います。なのでくじけずに連絡してみること。
たとえ会えずじまいだったり親しくなれなくても、すごい人にコンタクトを取ったということ自体に価値があります。
連絡を取れるだけでうれしいと思えば連絡はいくらでも取れます。
最悪拒否されたとしても失うものはありません。その拒否に耐え抜くことで自信が生まれます。自身は人間としての魅力につながるので、今後友達になりたい人が現れたときに心をつかめる可能性が高くなります。
まとめ
DaiGO氏の著書『ポジティブ・チェンジ』のブックレビューでした。
非常にためになることが盛りだくさんで何度か読み返したくなるようなないようでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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