「科学的に証明された不安にならない36の方法」を読んで不安に強くなる方法を学ぶ

ブックレビュー/書評
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庄司秀彦氏の「科学的に証明された不安にならない36の方法」を読みました。

不安を解消するための方法が、心理的な部分と身体的な部分それぞれからどうすると有効か、その具体的な方法が紹介されており非常にためになりました。

今回はこの本から特に学んだことをご紹介させていただきます。


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不安になりやすい人の特徴とは

不安になりやすい人は

  • 脳の神経ネットワークが「ネガティブな回路」に 固定化されている
  • 腸内環境が乱れている

ということが特徴としてあります。
なので、脳の神経ネットワークを「ポジティブな回路」に変えて 腸内環境を良好にすれば不安は解消されやすいです。

寝る前にポジティブな妄想をする

寝る前のイメージや考えていることは深層心理にも影響が大きいです。なので寝る前にできるだけポジティブな妄想をすることを習慣にすると良いです。

なるべく五感 を意識して妄想をすること

妄想するコツとしては五感に対しても妄想をすること。特に嗅覚と味覚を意識して妄想するとイメージがより強くなります。匂いを思い出すだけでその時の状況を思い出したり嗅覚や味覚はよりその状況をイメージしやすくなります。

これを1週間から3週間くらいは続けて定着させることで脳のプログラムをポジティブに変換できるようになります。

「死」についての文章を書く

1週間「死」についての文章を1日15分程度かけて書きます。
「自分の人生がもうすぐ終わるとしたらどうするか」 など エッセイを書くつもりで 書き記していくこと。

「死」について考えることで今を生きる 自分の「生」の希少価値を認識することができ不安を取ることにつながります。
1週間「死」と 真剣に向き合うことで、生きるということ がいかに輝かしいことか感じることができるようになります。不安を感じることさえ生きるということの一部だということに気づけるようになります。

レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)を食べる

レジスタントスターチはデンプンでありながらエネルギーになりにくい食物繊維の一種とされており、腸内細菌を活性化させることで便秘改善、血中コレステロール・中性脂肪の減少、血糖値の急上昇を抑制する効果も期待されています。

レジスタントスターチを簡単に摂取するためには、でんぷんを加熱してから1時間くらい冷まします。そうすることで分子構造的に消化されにくくなります。

ご飯なら1時間ほど冷ましたり、うどんやそばも冷やしメニューを選ぶことで簡単に摂取できます。

バタフライハグをする

緊張する場面や不安な場面の場合に有効な方法です。

  • 解消したい 不安や心配事を頭に思い描く。目を閉じる
  • 右手を左肩に左手を右肩に置く。
  • 左右の方を交互にトントンと叩く。左右を叩いて1秒くらいを2分間 続ける。

これをやるだけで誰かに抱きしめられているような安心感を感じることができます。

「どうせ」という口癖を利用する

自己否定の言葉は脳に大きく影響を与えます。
自己否定の言葉を口にしたり、心に浮かべそうになったら次のように変換します。

「どうせうまくいく」「 どうせ自分はすごい」「 どうせ愛される 」
「どうせ 成功する」「 どうせ幸せになる」

ポジティブな言葉を使い続けると思考まで ポジティブに変わっていきます。
脳のポジティブ回路が強制的に使われるので「どうせ」の言葉の後にポジティブな言葉を使うようにしましょう。

1本の指を見つめて脳を回復させる

不安を抱えると色々なことが頭に思いつき 脳の機能を無駄に使い続けて披露してしまいます。
それを避けるために ぼーっとするということが有効な方法ですが、不安が多い状態だと ぼーっとするということが難しい時があります 。

その場合に有効な方法が「指を見つめる」という方法です。

・1本の指を顔の前に出してじっと見つめる 焦点がずれて指が2本になるまで見つめ続ける。
・ 静かに呼吸する。それを2〜3分 続ける

見ることだけに集中することで それ以外の 脳の部分は ぼーっとした状態になり、 瞑想と同じようなリラックスした状態にすることができます。

 

庄司秀彦氏の「科学的に証明された不安にならない36の方法」をご紹介いたしました。

ご紹介した以外にも具体的で役立つ方法がたくさん紹介されているので不安を感じ安い方にはおおすすめの1冊です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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