私が好きな本にひろゆき氏の無敵の思考という本があります。
ひろゆき氏の本は多数出ていますが、私が初めて読んで衝撃を受けた本です。今回はその中から特に好きな一節をご紹介したいと思います。
コストパフォーマンスがいいモノの考え方
この「無敵の思考」は本当にためになる話が多いです。ビジネス系の本を読むと、お金を稼ぐためにはいかに時間を有効に使うかとか、よりよい人生を送るためにいかに過ごすか、みたいな内容が多いのですが、ひろゆき氏の根本的な考え方として「自分の好きなことをダラダラしながらいかに毎日を楽しく過ごすことができるか」というのがあります。
私は、はじめ書店で立ち読みしたのですが「自分と同じようなことを考えている人がいる!」と衝撃を受けました。
というかそんなことを書いたり、行ったりする人を公で初めて見た気がします。友達が集まったときとかであれば、そんなことを言ったりもしますがそれをメディアにでたりする、お金を持っているであろう人が言っていいんだということでその時驚いたものです。
精神的な満足のためにお金を払わない
考え方ひとつでお金を使わなくても毎日楽しく過ごせるのではないか?と日々思っていたのですがなかなかうまいことそれを言うのは難しいし、表現している本やメディアは少ないのですが、この本は分かりやすくその考えが沢山掲載されています。
私が好きな一節として「飛行機に乗ってるだけで20万円もらえる」の一節をご紹介します。
日本からシンガポールに行くとして、エコノミーで10万円くらいかかるとすると、ビジネスクラスであれば30万円くらいかかります。
飛行時間は大体6時間くらいです。そうすると、「エコノミークラスに6時間座っているだけで20万円もらえる」というように解釈します。
なので、エコノミーに乗っているだけでも「何だかすごくトクをした」という気分になります。
無敵の思考より
ビジネスクラスという快適なサービスを使わなったということでその対価として20万円もらえたという気分が味わえる。しかも、もともとエコノミークラスで行こうと思っていたら自分は何も損していないし、気分的には20万円がもらえたという一石二鳥の考え方です。
実際はビジネスクラスに乗ったというだけで、行動として何かしたということでもないし、何も得はしていません。なのに考え方だけで20万円も得した気分になれるのです。
人によっては、ビジネスクラスに乗りたいのにお金がなくて、乗れない、悔しい、と考えてもおかしくないですよね。物事の考え方だけで楽しくも苦しくもなるということをうまく説明しているなあと思います。
一節をご紹介しましたが、この本にはとにかく「お金を使わなくても楽しく暮らせるよ」ということが沢山書いてあるので稼ぐのは大変だから、使わないで楽しく暮らしたいと思っている人には響くことが沢山かいてあります。
最後まで読むとわかること
この本で驚いたことのもう一つは、ひろゆき氏はこの本を書いていないということです。あとがきまで読むと書いてあるのですが、ひろゆき氏が過去にしゃべったことを編集の方がまとめてこの本になっているのです。つまり、実際には何もしていないでできたものを目を通してだけというコスパの良さ。それでもやはりその考え方や見方の面白さから売れているのだと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ひろゆき著 無敵の思考のブックレビューをお送りいたしました。
毎日を楽しく生きるための考え方が沢山書いてありますので興味がありましたら読んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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